ゴル語録(1〜50巻)


2.檻の中の眠り
 それは、”残り火に風…”(白夜は愛のうめき)
 パートタイトルの一つ。ゴルゴと女(萌えキャラなの(^^))は飛行機で偶然知り合ったが、着陸寸前で機体にトラブルが発生。乗客が騒いでいる中、二人は落ち着き払っていた。女が「私は死のうが生きようがどうでもいいんです」というと、「それはうそだな…」「死ぬことでいまわしいと思っている世の中と別れ、安らぎを得られるならば…この考えは、生きていて楽しいことがあるならば生きていたい、という欲望の裏がえしだ… きみのは、けっして無感覚になっているのじゃあない…」と問い返した。
 雨のサントロペ!恋のサントロペ!(南仏海岸) − 女(娼婦?)
 標的を先に殺されたゴルゴが車内で事件の背後関係を探るために張り込んでいる間に女とHしているときにどういうわけか女の発したせりふがこれ…。
 主の御名において……/われらのきょうの糧を……(ゴルゴ in 砂嵐) − ゴルゴ13/「虫」
 ソビエトからアラブ側に派遣された技術者の抹殺を依頼されたゴルゴは、世界に4つしかない特殊なウォーキー・トーキーを使って、約束の地で23時ちょうどに「虫(インセクト)」と呼ばれる人物と接触し、「虫」から技術者の居所を知らされた。

3.狙撃のGT
 ス………テ………ラ………(メランコリー・夏) − ゴルゴ13
 KGBに機密を売り渡していたイギリスの外務省上級公務員だった男は新婚旅行先で行方をくらましていた。ゴルゴはその男に捨てられた女(ステラ・グラストン)のいるマルタで男が現れるのをひたすら待った。ある日男は戻ってきたがゴルゴはこうつぶやきながら射殺。これが毎日のように彼女を眺めていたゴルゴの愛情なのか読唇術を用いて標的が彼女が気になって戻ってきたことを読みとっていたのか意見が分かれるところ。

4.査察シースルー
 おおっ、シースルーナイス!!(査察シースルー) − ファッションショーに来ていた客
 CIAは査察シースルーの秘密を握ったソ連の国連特使モロトフによって国連総会の場でシースルーの内幕が暴かれるのを防ぐためにゴルゴに特使の暗殺を依頼する。その連絡員である国連の秘書でありCIAの破壊工作員スネーク・ダンサーでもあるベルマ・ハーローはファッションショーの会場でみごとなシースルーをご披露した(^^)。

5.帰ってきた標的
 新作江戸艶笑小咄
 第5巻だけの特典。『白の死線』と『スタジアムに血を流して』に半ページだけある小咄。ビッグコミックで連載されていたらしいが、このシナリオだけ編集の都合でSPコミックスにそのまま載ってしまった。面白いけどぶちこわしだ(^^)。

7.AT-PINHOLE !
 デイブ、ありがとう(AT PIN-HOLE!) − ゴルゴ13
 ゴルゴはデイブに頼んで銃を作らせた。そしてゴルゴはこう言った。感謝の言葉を述べる数少ない場面
 犬も歩けば棒に当たる…ジャパンのことわざだ…(同上) − ゴルゴ13
 KKK幹部殺害の疑いで逮捕されたゴルゴは、ハイジャッカーの射殺を頼まれて釈放された。そしてこう言い放った。
 丘の上のラムロッサ(番号預金口座)
 ゴルゴの連絡員となっている孤児院の保母のエゴータ夫人への合い言葉。

10.ラ・カルナバル
 ポートワインは精力をそぎ、シェリー酒は逆にそれをあおるという…フランス女が知らないはずはない…(ナチス鉤十字章は錆びず) − ゴルゴ13
 前作でパートナーを殺されたゴルゴにヒルカという女が接近した。女はポートワインを飲ませようとするとゴルゴはこう言った。幻覚剤入りだそうだ。
 B12-F5にて…13(サーティーン)発見!!(ラ・カルナバル) − とある観光客
 標的のW.F.オーベルトは国外脱出をあきらめ、サンパウロ市内に潜伏してゴルゴへの復讐を図った。オーベルトたちの隠れている山車の上で打楽器の演奏。その中のコンガのリズムは実はモールス信号だったと観光客の一人は言った。
 きさまを…て、敵には…まわしたくなかった…よ…(ラ・カルナバル) − ワルター・フォン・オーベルト(ナチスの残党)
 カーニバルで騒然としていた街道は翌朝になると静まり返る。そしてゴルゴとオーベルトとの一騎打ちの末、オーベルトは射殺される。死ぬ間際にこう言って山車に付いているレバーを引いて自爆した。

11.そして死が残った
 男が…女に何かを忘れたいとすがりつかれた時…してやれるのはひとつだけだ…(VOODOO) − ゴルゴ13
 標的のオルガ・タボスの抹殺を依頼されたゴルゴ。ゴルゴと同行したニーナは「白人にしっぽをふる裏切り者め、ブードゥーの恐ろしさをおまえにも思いしらせてやる…」というゴルゴたちに届いた脅迫文を見て不安になってゴルゴに抱きついた。その時ゴルゴはこう言ってニーナとHし始めた。
 だんなさまの精の滴(VOODOO) − ナン(ブードゥー教のオルガ・タボスの手下)
 ブードゥーの呪いを受け、オルガの名を叫びながら苦しんでいるゴルゴはその最中にナンという女の子の愛撫によって射精してしまう。ナンはゴルゴが昇天した後、ハチドリの肉と泥を混ぜ、先程のゴルゴの精液を混ぜて人形を作った。ブードゥーの縁結びのまじないだそうだ。それにしても、こんなときに限ってゴルゴも不用心だな。
 プロの前に現れる時は二度と同じクツをはいてこないことだ…(VOODOO) − ゴルゴ13
 白い覆面をした人物がジャングルに姿を現したが、ゴルゴは履いていた靴から、正体がニーナだと見抜いた。
 おれは顔を見せない依頼主の仕事をひきうけたことはない…(そして死が残った) − ゴルゴ13
 司教ハンドレー・マリクはゴルゴに依頼する際に顔をついたてで隠していたが、ゴルゴにこう言われて仕切を取り外した。

13.みな殺しの森
 老いて牙を使えなくなった犬は死ぬべきだ…(キャサワリー) − ゴルゴ13
 ゴルゴは接近したヒルデガート・アイヒマン(キャサワリー)を乗せてドライブに出かけた。犬が飛び出してきたが、ゴルゴはためらいもなく犬を轢こうとした。
 見ろ…レスボスの女が潜在的に恐れているROD(男根)だ…(キャサワリー) − ゴルゴ13
 ゴルゴはキャサワリーの仕草から彼女がレズビアンであるということを見抜いた。そして、ゴルゴを抹殺しようとした彼女に対して復讐に転じた。男性自身を見せられたキャサワリーは海に追いつめられ、溺死させられた。なお、レスボスとはレズビアンの語源となったエーゲ海のレスボス島のことである。ゴルゴはただの変態かと思っていたが…。

15.モスクワ人形
 ミスファイア!(アクシデンタル) − ゴルゴ13
 極秘資料にも不発弾として後々まで知られることになる、ゴルゴが不発弾を撃ってしまうシーン。ゴルゴにとっての不測の事態かも(^^)。

16.九竜の餓狼
 金塊密輸組織運搬人のぽっちゃり系おねえさん(九竜の餓狼)
 名前は出てこないが、Sくんのお気に入りキャラ。非公式ファンサイトも計画しているとか。

17.死を運ぶ者共(この作品がゴルゴ学のファン投票で100位以内に入らなかったのは納得がいかない)
 稲妻<モルニヤ>(欧州官僚定期便)
 稲妻(モルニヤ)と呼ばれるKGB工作員の国外への機密持ち出しがMI6などの調査で明らかになった。稲妻を名乗る工作員が誰なのか全然分からず、女工作員の薬による自白によって、ロンドン大学が招いたタミノフ教授が稲妻であることをほのめかした。
 サミー・コルダを放っておいていいのか?(死を運ぶ者共) − ゴルゴ13
 武器商人サミー・コルダのボディーガードであるラメド・ユースフはわずかひと月前にゴルゴに出会ったことがある。ユースフは夜中にゴルゴのいるテントに現れてゴルゴの助手にするように頼んだが断られる。その後、所属していたアル・ファタを追放されて、後にサミー・コルダに雇わる。ある時、ローマで取引相手を待っている最中にゴルゴが現れた。ユースフは試しに拳銃の撃鉄を引き起こしてみた。すると、ゴルゴは歩を止めて反撃に出ようとした。そして、何事もなくその場を去っていった。ユースフは無数の騒音の中からわずかな撃鉄の音を聞き取り、それに応じてすぐさま反撃に出ようとした一連の動きがプロの防衛本能であることを説明した。次にゴルゴがなぜローマに現れたかを知る必要があった。サミー・コルダが標的である可能性がある。そこでゴルゴの目的を知るために秘書のセシリア(萌えキャラ(^^))はゴルゴのいるホテルを突き止めたが、ゴルゴに見破られ、部屋の中に閉じこめられてしまう。ゴルゴは持ち物を調べたり、服を脱ぐように言ったり、誰に頼まれたかなどを尋問する。サミー・コルダを殺さないでとすがりつくセシリアに対してゴルゴは抱きかかえる。翌日、テーベレ川に死体となって浮かんでいたセシリアを朝刊で知り、サミー・コルダが標的であることを悟った。窓下に現れたゴルゴに対してユースフはボディーガードとしての職を捨て、ゴルゴに戦いを挑んだ。バーでゴルゴと会うが、ゴルゴは立ち去る際にこう告げた。そして、「あす…パラティーノの丘、午前0時に会おう…」という言葉に、ユースフはゴルゴから挑戦状をたたきつけられたと思っていた。
 ハエは残らず叩きつぶせ、か…(死を運ぶ者共) − ラメド・ユースフ
 言われるままにユースフは例の場所へ向かった。そこにはサミー・コルダらも集まっていた。マニラからやってきた男はサミー・コルダと握手するが、その男の正体はサミー・コルダの存在を憎んでいた世界兵器会社(グローバル・アームコ)モンテカルロ支社長ジェフ・キーナンで、彼の部下はサミー・コルダを射殺した。その後ゴルゴが現れてジェフ・キーナンらを射殺した。部下を一人だけ手傷を負わせて生かしたが、ゴルゴは「…セシリアを殺ったのはその男だ…ゆうべおまえを三人組に襲わせたのもその男だ!」と言ってユースフに敵討ちをさせてあげた。ユースフはゴルゴの標的がジェフ・キーナンであることを知り、「結局…おれたちは…そんなあんたのぐるりを、飛び回った、うるさいハエのようなものだったんだな!?」と言った。そしてゴルゴはユースフに戦いを挑み、ユースフはこう言った。結局ゴルゴに倒されるが、死に際にゴルゴが「もう少し早くおまえに知りあえていたら…」とセシリアの言葉を伝えた。

19.幽霊定期便
 同志に告ぐ、『賛美歌13番』を斉唱し、これをただひたすら願う…母の命にかけて、すべてを誓いつつ。(ジェット・ストリーム) − ヒューム部長
 ハイジャックされた飛行機にたまたまゴルゴ13が乗り合わせていた。ヒュームはゴルゴにハイジャック犯の射殺を依頼する際に犯人に感づかれないように合い言葉のようなものを伝えた。これを受け取った犯人は「賛美歌13番!もうおしまいよ!」と言ってゴルゴはヒュームから仕事を依頼されたのだと感じて、その後犯人はゴルゴにすべて射殺される。

21.ダラスの疑惑
 いや、偶然じゃない(海に向かうエバ) − ゴルゴ13
 じゃあな、エバ…(海へ向かうエバ) − ゴルゴ13
 ゴルゴ13が暗殺を依頼されたエバ・クルーグマンは3年半も前に出会ったことがある。ニースで再会した2人は一夜を過ごした後、ゴルゴはこう言って去ってしまった。ゴルゴに狙われていることを知ったエバは暗殺者としての職を棄ててしまい、モーターボートで海へこぎ出す最中にゴルゴに狙撃される。「俺には、昔話をする趣味はない」のゴルゴもよほど気があったのか。

23.呪術の島
 白人の言う呪術”火を吹く棒”で相手を倒したのでは、勇者になれないらしいからな…。(呪術の島) − ゴルゴ13
 ロックフェラー4世がニューギニアで消息を絶ったが、ニューギニアに潜伏しているSLAの幹部が消息を知っているとロックフェラー財団に対して身代金を要求してきた。彼の部下だった博物館員の同伴としてゴルゴが抜擢された。SLA幹部のジオ・マッセリーは首狩り族を文明の力で手なずけて、自らの手下とした。ゴルゴは首狩り族との戦いの後、ついには幹部とのナイフでの一騎打ちとなり、結局ゴルゴが勝利した。ゴルゴが言った言葉は、博物館員とSLAメンバーとの対話を盗聴したもので、これを逆手にとって文明の力で圧制した幹部を倒したことで「真の呪術の器」と崇められ、首狩り族とのこれ以上の争いを避けられた。「火を吹く棒」は言わずともしれた鉄砲の類。
 腐ったオレンジを摘み取りに来た(潜入者の素顔) − ゴルゴ13
 モサドの養成施設を破壊することを依頼されたゴルゴはユダヤ人になりすましてイスラエルに入国した。オレンジ売りに扮した国内のアラブ工作員への合い言葉がこれである。

24.ヒドラ
 カナビス・サティバ(大麻)の葉は、充分に繁ったわ!(ヒドラ) − サリー・ガーランド(FBIOC捜査官)
 サリーはメキシコ・ティファナで売春婦に扮してゴルゴを待っていた。麻薬組織に絡まれるが、格闘技の腕で相手をこてんぱんにやっつけた。組織の連中と戦っている最中にゴルゴが現れ、合い言葉で、「わたしを買わない?」「大麻(グラス)をやりながら、か…」。そしてこう答えた。
 ゆ、ゆれている…み、みんなゆれている…(ヒドラ) − ドクターZ(コルシカ人組織内のヘロイン精製の権威)
 FBIOC(アメリカ連邦麻薬犯罪捜査局)から、麻薬組織の心臓に当たるヘロイン精製の技術担当者”ドクターZ(ズィー)”の抹殺を依頼された。ドクターZの特徴としてはLSD25(幻覚剤)の常用者で余技に絵画をたしなむといったもので、それ以外は不明のままだった。ゴルゴはしばらく組織に介在していたが、壁に飾ってある絵画(モデルは安酒場の女主人・サンドラ・セルベ)の指輪の位置と、サンドラのふと見せた仕草(実は幻覚剤の禁断症状)から、ドクターZの正体が明らかになった。部下が全員殺された後、ドクターZは幻覚に取りつかれ、「み、蜜よ!はち蜜だわ…」と地面をはいずり回っているうちにゴルゴに射殺された。

25.カリフォルニア軍団
 で、出ちまえっ…ビッチ(めす犬)の血なんか…(レディ・ビッチ) − リンダ(マーティの情婦)
 リンダは元々貴婦人になることを夢見ていたが、今はマーティの情婦となっている。ある時、マーティさえいなくなればレディになれるとおもってマーティの暗殺をゴルゴ13に依頼。マーティらはゴルゴに殺され、リンダもレディになれると思っていたが、ゴルゴを目にして自分がゴルゴに犯されると思ってしまい、拳銃を向けた。リンダはゴルゴに射殺され、死ぬまえにこう呟いた。不運にもレディにはなりきれなかったようだな。

27.芹沢家殺人事件
 芹沢家殺人事件
 ゴルゴ13出生説の1つ。一家を惨殺した当時8歳の芹沢五郎は、その後海外へ渡って整形し、現在はゴルゴ13として活躍しているという説。

28.死者の唄
 おれは依頼人と二度会うことは好まない…(ゲート・イン) − ゴルゴ13
 依頼者は依頼を全うしたゴルゴ13に礼を言おうとゴルゴを再度呼び出したが、ゴルゴは迷惑そうにこう言い捨てた。二度会うことは以下の通りである。
  ・依頼者がルールに反した場合(罠、裏切り、偽り)
  ・依頼者がもう一つの依頼をする場合(ヒューム卿)
  ・依頼者だった人物がゴルゴに対して重要な情報を伝える場合(藤堂伍一)
  ・偶然会うまたは通りがかったりふと見かけた場合
 おれが、うさぎのように臆病だからだ…(ザ・スーパースター) − ゴルゴ13
 とある議員の息子であるジムは父親の厳しいしつけから非行に走り、不良グループに混じったが、仲間から臆病者などと言われる存在だった。不良の一人がゴルゴにこてんぱんにやられ、全員で仕返しに行くが、ゴルゴに近づいたリーダーはゴルゴがプロの暗殺者だと感じて仲間に命が惜しかったら手を出すなと命じた。でも、ジムはみんなにあいつをやっつけると言って父のところから盗んできた拳銃を取り出した。そしてそのままゴルゴのいるホテルへと向かっていった。ゴルゴが女と交わっている最中にジムは部屋に上がり込んでゴルゴに向かって拳銃を構えたが、安全装置によって引き金は引けなかった。ゴルゴに「おれを撃つつもりならまず、安全装置をはずせ…ただし…一発で殺せよ…でないとその次には…おまえのからだがハチの巣になっているぞ…」と脅かされ、臆病のあまり、とうとう観念してしまった。ホテルを出たゴルゴは後を追っていたジムの存在に気づいてゴルゴは反射的に飛び上がった。ジムはゴルゴの子分にして下さいと頼むがゴルゴはこれを断る。ゴルゴにキッシンジャー長官の暗殺を依頼するはずだったマッケンジー議員を殺された部下は、ゴルゴがマッケンジーを殺して依頼金を奪ったと見てゴルゴが依頼金の入っているケースを持っているかどうかを確かめるために先程ゴルゴとあったジムを仲間に入れた。一味と同行したジムはゴルゴのいるホテルの部屋で「ゆうべ…拳銃の前で顔色ひとつ変えなかったあなたが…ぼくがあとを追った足音でどうして飛び上がったんです?」とたずねるとゴルゴは「おれが、うさぎのように臆病だからだ…」と答え、さらに「だが…臆病のせいでこうして生きている…」「虎のような男は、その勇猛さのおかげで、早死にすることになりかねない…強すぎるのは、弱すぎるのと同様に自分の命をちぢめるものだ…」と付け加えた。このことに刺激されて、組織の一味が上がり込んだときにジムは拳銃(安全装置は外してある)を構え、「ぼ、ぼくは、臆病者じゃない、ラビットじゃないぞ!!」と叫んだ。結局殺されるが、死ぬ前にわずかなお金と金のメダルをゴルゴに渡し、キッシンジャー長官暗殺の阻止を依頼した。なるほど、勇気っていいものだな。えらい長文になってしまったけど、ここまで語らなければならないほどゴルゴのこの一言は印象的だった。
 …プロは月光を背にしたりはしないものだ…(死者の唄) − ゴルゴ13
 あの瞬間…ギターの音が不自然になった…(同上) − ゴルゴ13
 スペインの政府関係者を相次いで暗殺した人物の抹殺をゴルゴに依頼した情報局の男は2度目のパーティーで一度は門前払いにしたジプシーのフラメンコ奏者(エミリオ)を招き入れた。フラメンコを披露している最中にゴルゴが刺客が現れたことに気づいて、月を背にして屋根に上がっていた刺客を射殺した。だが、彼はおとりにすぎなかった。そしてゴルゴは依頼者の立っていた柱に毒針が刺さっていたことに気づいた。このことからエミリオが暗殺者だと確信した。ある日ゴルゴはエミリオを見かけて、エミリオは自分がジプシーであることなどについて語り、演奏の最中に毒針をゴルゴめがけて発射したがうまくかわして、同時にゴルゴは拳銃をエミリオに向けて発射した。ゴルゴがギターの音が不自然になったと言うと、エミリオは「い、いい耳だ!いい…ギター弾きになれるのに…」と言い残した。

29.女王陛下の憂鬱
 サンセット・バラ園(行方不明のH氏)
 当サイトの女性キャラの投票所の名前にも成っている売春斡旋業。KGBによって作られた殺されたはずのジェームス・R・ホッファの偽物の殺害を依頼されたゴルゴは仕事の前に例によってバラ園に頼んで金色のバラ(金髪の娼婦)をオーダーした。電話を盗聴したKGBの連中はゴルゴが注文したスージーに爆弾を仕込んだ時計をつけさせたが、ゴルゴは時間になる前に腕時計をつけたスージーから離れ、爆発に巻き込まれずに済んだ。

30.アサシン暗殺教団
 ハッシシの匂いのためだ…。(アサシン暗殺教団) − ゴルゴ13
 従来の暗殺方法が時代に追いついていないことを知ったイスラム教イスマーイール派アサシン団は、最新の技術を学ぶべく、ゴルゴ13に依頼した。依頼は遂行したが、教団の改善策はなされず、実際にゴルゴを暗殺しようとすることで教団の技術的欠点を洗い出そうとした。もちろん失敗するが、失敗の最大の原因がこのことであるとゴルゴは話してくれた。なお、ハッシシは暗殺前に吸入するマリファナ似の麻薬であり、教団の名前の由来でもある。
 スージー・マガズック(氷結海峡)
 ソ連軍の軍事機密を持ち出したジョー・アガスラックの抹殺を依頼されたゴルゴは、愛人であるスージーを強姦して声を録音した。これを使って標的をおびき寄せて見事に始末した。萌え〜(^^)。
 仕事の話に入ってもらおうか…(配役<キャスティング>) − ゴルゴ13
 映画製作を利用して、暗殺するゴルゴの姿を世間にさらす計画が行われていた。女優ジーン・バーバラはその計画においてゴルゴに愛人(という想定)である俳優の暗殺を依頼した。ジーンは、ゴルゴに会う前に電話を取り、指定されたタクシーに乗った。タクシーの運転手にゴルゴが化けていて、まもなく依頼に入った。これを録音していたスタッフがゴルゴの声をスターみたいだと評した。

34.殲滅
  仕事にうつる時は…人間を“殺す”…なんて、考えないことだ…“事”を処理する、と考えるだけでいい…でないと…筋肉の“緊張”を、みる…(三人の女豹) − ゴルゴ13
 反乱軍はギリシャに入国したゴルゴが敵か味方かを確かめるために三人の女をゴルゴの所に派遣した。そのうちの一人はゴルゴとからみあった後、ゴルゴの首に針を立てようとする。これに気づいたゴルゴは針を持った女の手をつかまえてこう言った。その後、ゴルゴは逆に女の首筋を針で刺して殺す。

35.独裁者の晩餐
 盗聴用マイクか。やはりウォルターの俺への依頼は、すっかり聞かれていたんだな…。(ピリオドの向こう) − ゴルゴ13
 イヤリングの狙撃を依頼したが照準を定める前に標的が射殺された。ゴルゴは犯人として追われる身となったが、依頼者宅にあった盗聴マイクで依頼が漏洩されていたことが分かり、真犯人が明らかとなった。
 ほう、私の依頼人にそんなマネまでしたのですか。これでは人権蹂躙では済みませんな。(神に贈られし物) − テリー・バートン弁護士
 殺人の疑いと傷害の現行犯で逮捕されたが、弁護士を呼んでゴルゴの潔白を示した。この言葉は、ゴルゴを張り込んでいた刑事が彼の車内を物色してこのことで口をすべらせてしまったときに弁護士が言ったもの。
 用件を…聞こうか。(独裁者の晩餐ほか) − ゴルゴ13
 用件を〜は、いろいろなところで見られるが、ウガンダでの死闘をかいくぐり、ロンドンで依頼者と会ったときに発した本作のせりふが印象的だった。

36.おろしや間諜伝説
 チチカカ湖はどしゃぶり!チチカカ湖はどしゃぶり!(チチカカ湖はどしゃぶり) − アナウンサー
 標的が欠かさず聴いているラジオの天気予報で流れる「チチカカ湖は〜」には重要な情報は含まれている。

38.鬼畜の宴
 スパルタカス…(鬼畜の宴) − ゴルゴ13
 インディオ狩りに飽きていたガブリエル・ロスマクドナルドとインゲマル・ペテンセンは新たな楽しみとして暗殺者同士を戦わせた。二人はスパルタカスというプロの狙撃者にゴルゴが二人を狙っていると嘘の依頼をして、ゴルゴとスパルタカスはローマのコロセウムで銃撃戦を繰り広げた。腹部を撃たれたスパルタカスはゴルゴにこの戦いがショーであったことを知らされ、ロスマクドナルドらに欺かれたと思って死ぬ間際に二人の始末をゴルゴに依頼。これを聞いていた二人は南アフリカへ逃亡するが、外人部隊に紛れ先回りしていたゴルゴがこれらを射殺。給油が済んでナミビアへ向かう最中に黒人嫌いの白人兵士は自分が危うく殺されそうになったという骨のある黒人の名前が思い浮かばず、ゴルゴはこう答えた。なお、ローマ帝国で奴隷による反乱の指導者の名前でもある。
 さぁっ、あけな。(セクシー・タイガー) − レオの部下
 酒場を去ろうとしたゴルゴに対し、レオ(標的)の部下はグラスを空けるのが礼儀だと言ってウイスキーの中にゴキブリを入れた。ゴルゴは平気でこれを飲み干した。
 見よ、正真正銘の処女だ〜(タラントゥーラ=舞踏蜘蛛) − 悪魔崇拝の司祭
 呪われた村に迷い込んだゴルゴは逃げ込んだ隠れ家の住人が書き遺した日記から悪魔崇拝を行っている村だと確信した。村のとある場所では黒ミサが行われ、帰省途中に捕らわれたベオグラード大学心理学専攻の女子学生(萌えキャラ(^^))がいけにえとして供出された。司祭は杖をあそこにつっこんでこう叫んだ。

39.軌道上狙撃
 おおおっ!!ゴルゴ!!(プレイバック) − ディアナ(DIA:米国防情報局)
 相次ぐ殺人事件の犯人を追っているうちに犯人がゴルゴ13であると断定された。ゴルゴ13の写真と実績に惚れてしまったディアナはゴルゴに近づくために娼婦になりすましてゴルゴがこれから任務を行うメキシコへ向かった。ゴルゴはディアナを買ってその後ベッドシーン。ディアナは自分が娼婦だと自覚してゴルゴに怪しまれたら命がないと緊張気味だった。だが、絶頂のころにゴルゴの名前を呼んでしまい、とうとう見破られてしまった。射殺されたときの表情がこれまた神々しく見えるが、なぜか笑えるシーン。

40.タッチ・ダウン
 モ………怪物(モンスター)…(アメリカの異邦人) − 女医リタ("Aliens of America"首魁)
 アメリカでテロ活動を繰り広げている"Aliens of America(アメリカの異邦人)"の首魁である女医リタの殺害を依頼されたゴルゴは麻酔銃によって眠らされて病院にかつぎこまれる。リタらは依頼人であるエヴィンス司法長官の偽物を使って入院中のゴルゴに裏切りを宣告する。ゴルゴは別の病院へ搬送される最中に車で逃走し、依頼者の殺害に向かったと見せかけてリタのいる元の病院へ戻り、ゴルゴは「いろいろやってくれたが………資料は完全じゃなかったらしい………事故のケガによる身体マヒのことは、おれにもわからないが………”クスリ”によるマヒはへたな医者よりおれはくわしい………」と彼女らの策略を見破り、隠し持っていたメスを眉間に命中させて任務を全うした。

41.シシリー島の墓標
 チチウエー!(蒼狼漂う果て) − 五島少尉
 アフガニスタンで核実験による放射能火傷を負った遊牧民が保護された。その中にはゴルゴの父親と思われる五島元少尉も入っていた。彼の消息を知った息子の五島政之はアフガンへ向かった。父との対面の際、五島氏はこう叫んだ。なお、彼の父親は2・26事件を企てて失脚してしまった五島元少尉に代わって自決した。
 俺には、昔ばなしをする趣味はない…(アカプルコ−散華の夜) − ゴルゴ13
 仕事のためにアカプルコに宿泊したゴルゴは、5年前に買ったメアリーと再会する。メアリーはカリフォルニア銀行の頭取と結婚して今は億万長者の夫人となって退屈な日々を過ごしている。メアリーは懐かしさのあまり、ゴルゴと話をしようとしたがゴルゴはこう断った。
 あの鍛冶屋、ただの鍛冶屋にしておくのは惜しい腕だ…。(シシリー島の墓標) − ゴルゴ13
 シシリー島で警察による武器持込の取り締まりが行われているらしいので、ゴルゴは拳銃の部品をばらして、これらをハトの足にくくりつけて依頼者のセルジオ神父のいるザン・パレルモ教会に届けた。ゴルゴに指示されて測った噴水のノズルを銃身にして、これを神父の友人である鍛冶屋に加工してもらった。翌朝、ゴルゴは海岸で試射し、車内でこう言って鍛冶屋の腕をほめた。
 おまえの腕はシシリーいちだが、店が良くねえなぁ…(シシリー島の墓標) − ジョゼッペ・バレンチノ
 シシリー島に逃げ込んで巻き返しを図るバレンチノ兄弟の兄のジョゼッペは床屋で髭を剃ることを習慣としていた。ジョゼッペは主人に向かってこう言った。

42.アイボリー・コネクション
 その通り…おまえたちの仲を確認したうえで…依頼遂行!(波止場を我が手に) − ゴルゴ13
 麻薬組織に連行されたゴルゴは組織のボスであるジャック・レボニアンと麻薬捜査官のローラン警部が接触しているところを確認してこう言った後、2人を抹殺した。

43.ミステリーの女王
 小説の最後の一章は、”あばよ、マッジ”だったな…(ミステリーの女王) − ゴルゴ13
 マッジ・ペンローズは軍部と共謀して、ゴルゴに関するミステリーを執筆する目的でゴルゴに罠を仕掛けた。最後の一章は”あばよ、ゴルゴ13”で結ぶ予定だったが、ゴルゴに復讐され、逃走するときにゴルゴはこう皮肉った。
 署長にオカマ掘られやがって…。(刑事よさらば) − ボイル刑事
 連続婦女暴行殺人事件を調査していたボイル刑事は素行上の問題から課長に注意された。刑事は部屋を出るときにこう放った。
 神の怒りの大いなる日は来た…クリスチナを失った今、人類は地に朽ち果てよ〜っ!!(皇帝と共に北へ向かう) − コーニング博士
 南極で生物兵器に使われる細菌の研究をしていたコーニング博士の娘は単なるインフルエンザで死んだが、原因が自分の研究所からの感染が原因と悩んでいるうちに発狂してしまった。そしてコーニングは病原体を研究所内にばらまき、水死菌φx176を持ち去った。
 5月になれば、皇帝と共に北に向かう…(皇帝と共に北へ向かう) − ゴルゴ13
 コーニング博士の始末と水死菌の入ったポットの回収を依頼されたゴルゴは、博士が殺される前に言っていた「宇宙の意思は5月に北へ向かう、皇帝と共にな…」の意味を解釈し、依頼者は水死菌が皇帝ペンギンを保菌者として海流にのって北上していくことを知り、直ちにペンギンの殲滅を部下に依頼した。

44.モンゴルの鷹
 諸君らのうちひとりは、今の食事が最後のものとなるだろう…(薔薇の下で) − ヒューム卿
 MI6の部長だったヒューム卿は、以前彼の屋敷で起こったKGBの女スパイが死亡する事件の当時立ち会っていた部下を再度集め、以前の事件に関わっていた男(東側のスパイ)が部下の中にいるとして、犯人のあぶりだしを行った。ヒューム卿は部下全員と共に昼食をとり、食事が一段落したところでこう宣言した。
 ありがとうゴルゴ13・・・いつまでも生き続けてくれ・・・世界に謀略ある限り・・・な!(薔薇の下で) − ヒューム卿
 ゴルゴの任務が終了してヒューム卿はこう呟いた。
 死の翼ふれるべし…。(死の翼ふれるべし) − ゴルゴ13
 ピラミッド盗掘一味の裏切り者だった男がソ連の核兵器をピラミッドの地下に保存する際に案内役として抜擢された。エジプト政府は、核兵器の存在を闇に葬る目的で、裏切り者のムスターファ・アメール(遺跡保護警備局長)を利用して核兵器の保管庫として使われているピラミッドの玄室を閉めさせる作戦を考えた。これを遂行するためにゴルゴに依頼し、ゴルゴは本人に会った時に、盗掘仲間への死の宣告としてこの言葉を突きつけた。これは、ツタンカーメン王の柩に刻まれた「王家の墓を暴く者に 死の翼触れるべし」が語源で、発掘に当たった調査員が相次いで謎の死を遂げたそうだ。
 NOCHE DE MARIA ORCOS(ラ・マニョ・ディアス)
 ウルグアイ東方共和国の大統領候補マリア・オルコス(萌えキャラ(^^))のHシーンが映し出されているビデオ。邦訳『マリア・オルコスの夜』

45.地獄からの生還者
 鬼百合さ…!地獄に咲いた…な…!(トリポリの埋葬) − 鷹谷主任
 リビアのカダフィ大佐を暗殺しようとしている元警視庁公安部の男(川路)を始末しようと彼の部下だった男に依頼した。トリポリに到着して偶然ゴルゴを発見してホテルに到着して本国に連絡した。その際に花屋、月、バラの花、鬼百合などの隠語を使用した。ホテルを出るとゴルゴが「バラの花はどこかへ行ってしまったようだな…」と言ってゴルゴに盗聴されたことを知る。ゴルゴが去っていった後に男はこう言った。なお、バラの花=川路(標的)、鬼百合=(ゴルゴ13)。

47.暗黒海流
 今度はクソだ…(メスリーヌの猫) − ゴルゴ13
 ゴルゴ13唯一の下ねたと言ってもいいだろう。監禁されたゴルゴは依頼遂行のためにトイレへ足を運んだ。その際、「…我々東洋人は人に見られていたんじゃあ、出るものも出ない…時間がかかるぞ…」と言って扉を閉めさせた。

48.ゼロの反撃
 まずい、エクアドル産か。(機関全開) − ゴルゴ13
 漂流しているゴルゴを救出した囚人船の中で政治犯が反乱を起こした。ゴルゴもゲリラに取り押さえられるが、どういうわけかタバコを要求した。そしてこう言った。でもゲリラは「そう、しかも囚人向け。うまいわけがない」と答えた。タバコの味が分かるとは相当な通だな。

49.ガリンペイロ
 久しぶりだな、リーガン…(ガリンペイロ) − ゴルゴ13
 ゴルゴは、ガリンペイロ殲滅のため、大金で敵をおびき寄せる作戦を取った。ガリンペイロ打倒に名を借りて悪事を働いていた警察も、大金を持ってハイジャックを企てているゴルゴを追跡した。ゴルゴがハイジャックするときに、『AT PIN-HOLE!』以来登場のリーガンFBI部長にこう語った。リーガンは黙って大金を用意してゴルゴの作戦に力を貸した。

50.ロベン監獄島
 賛美歌13番を流してくれ。それが合図だ。(ペルセポネの誘拐) − ゴルゴ13
 「バチカン放送で賛美歌13番を流してくれ。それが合図だ」。調査のためにバチカンの法王庁に足を運んで、犯人のアジトが分かったらラジオでこれを流す。
 

 「いいか、このことは忘れるんだ…」


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