ゴル語録(101巻〜)


101.メディア・コントロール
 アイリーン・ジョゼフソン(カオスの帝国)
 表の顔はカリフォルニア大学ロサンゼルス校社会学教授で、カオス社会学理論専攻。裏の顔は教え子をセックスフレンドにしてしまう好色ぶり(^^)。

102.メデジン・カルテル

 吸った後のSEXは天国行きよ(メデジンカルテル) − リヴェラ(エステバロの情婦)
 麻薬組織の首魁を抹殺するためにゴルゴは組織のメンバーに加わった。ゴルゴと初対面したリヴェラは早速コカインの精製工場を案内した。一通り見終わったところでゴルゴとリヴェラはコカインを吸い込んで快感のうちに自分の部屋で情熱的なHをした。「煮えてるよ〜っ!!煮えたぎってる!!」。
 アディオス、トウゴウ(同上) − 組織メンバー
 ゴルゴは飛行機で麻薬を運ぼうとしたが飛行機に爆弾が仕掛けられていた。滑走路で爆発を見届けた部下が十字を切ってこう言った。
 三日以内にエステバロの葬式を見せてやる!!(同上) − ファビエ(麻薬組織のドン)
 エステバロの所へ向かうはずのリヴェラらを乗せた飛行機がゴルゴの工作によってファビエの牧場へ向かうことになった。無線でこれを聞いたエステバロは怒り、かねてからエステバロを始末しようと企んでいたファビエの屋敷に爆弾を仕掛けた。ファビエらはかろうじて脱出し、リヴェラに向かってこう言った。
 この茶番は何のつもりだ?(CRAZY PARK) − ゴルゴ13
 あらゆるものを運を力にして手に入れた実業家ウイルキンスは刺激のない現実世界からの脱却を夢見ていた。死の恐怖を味わうために、テーマパークを作り、そこでゴルゴと戦おうとした。テーマパークの中の西部をモチーフとしたセット。その中にロボットがいるというまことに奇妙な風景。そんな場所にゴルゴは案内された。依頼者(ウイルキンス)が直接顔を見せない様子にゴルゴはこうたずねた。

103.モスクワの記憶
 どこへ行っても日本(ヤポン)、日本…(モスクワの記憶) − カール・ディデス(ドイツ人記者)
 ソ連邦解体によってKGBの威信は失われた。カール・ディデスは保安局に収められている資料を見せてもらうために旧KGBの連邦保安局で$1000を事務員に支払った。事務員は「日本(ヤポン)のテレビ局のクルーはこの5倍払ってくれたがね…」と言ったが、カールは「どこへ言っても…」とつぶやきつつもう$200払ってようやく入室を許された。
 バカな事を…これで、おまえの帰国はなくなった…いくら故郷を懐かしんでも、この地で死んでいく事になるな…(モスクワの記憶) − 二階堂洋介
 関東軍参謀長・中西、副参謀長・二階堂、そして参謀の金子、梶原はソ連との停戦交渉に立ち会った。国家賠償の代わりに捕虜を差し出すように要求したソ連側に対して梶原は即時帰国を主張したがただちに拒否される。金子もこの件に反対したが、二階堂や中西は賛成に回った。ソ連側は意志の統一が成されないとみなして反対する二人を邪魔者扱いした。日本人捕虜の連行が決まった時点で金子、梶原も収容所に送られた。厳しい労働や尋問が何日も続いたが、ある時二階堂洋介が収容所を訪問した。演説の際、梶原は二階堂が日本人捕虜をソ連に売ったとして二階堂に斬りつけた。殺そうと思っていたが、二階堂はわざと顔面すれすれまでよけて、顔に傷を受けることで梶原の帰国を絶望的にした。その切り傷は80過ぎになってもまだ残っている…。
 金子がモスクワから資料を持ち出せば、私は破滅する…そして、私は、破滅より”死”を選ぶ…(モスクワの記憶) − 二階堂洋介
 金子はモスクワへ行って二階堂のソ連との関わりに関する書物を探り当てた。二階堂は保守派のソゴロフに手に入れた書物ごと金子を始末するように依頼したが、ソゴロフは金子のボディーガードとなっていたゴルゴ(ソゴロフ抹殺に関しては改革派の依頼による)に抹殺された。そして、金子は資料を無事に持ち帰ることが出来、自らの立場を憂慮していた二階堂は命を絶った。「見事な読みだよ、ゴルゴ13…
 Eloi Eloi Lama Sabachthani...(15−34) − ジーザス
 核攻撃衛星でゴルゴを抹殺しようとするコンピュータソフト『ジーザス』はゴルゴの策略の前に敗れてしまう。そのジーザスが消滅する前に発した言葉。この "Eloi Eloi..." は、マルコの福音書15章34節の一文の「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになるのですか…」という意味でゴルゴが「エリアがやってきて、彼を降ろすかどうか見ることにしよう」と言うと、ジーザスは聖書中のキリストと同じように息を引き取る。

104.バイオニック・ソルジャー
 黄色い魔人(バイオニック・ソルジャー)
 ゴルゴがとある地方で修行を積んでいた。地元ではこう呼んでいるそうだ。
 私は……どこから生まれ……どこへ行く……のだ……?(バイオニック・ソルジャー) − ライリー
 超人ライリーはゴルゴとの格闘の末、ゴルゴの恐るべき精神力の前に敗れてしまう。死ぬ間際のこの一言はただただ感動。
 スコップを武器にするのはスペッナズでも訓練したはずだ。(黒い星) − ゴルゴ13
 スペッナズに在籍していた連中と格闘するときに周辺が兵器庫であったために銃撃戦は危険だと知らされ、ナイフでの勝負となった。最後はスコップで勝負を付けた。

105.バスク・空白の依頼

 ……俺の体が、本能が”時間がない 急げ”と告げる……(バスク 空白の依頼) − ゴルゴ13
 事故で記憶喪失になったゴルゴは自らの本能から任務遂行の時刻が迫っていることを感じ取った。私も使ってます。
 おぉ、いとしのアデラート〜(神の眼力) − ベルマイヤー博士
 ベルマイヤー博士がアデラートにお薦めしたマンションの一室。実はベルマイヤーの絶好の撮影ポイントだった(^^)。
 今日、クフェール(風頭巾)は脱ぎ去ってほしいと…(神の眼力) − ベルマイヤーの連絡員
 ゴルゴを使って政府に脅しをかけようとベルマイヤー博士に日時を指定して依頼を遂行することを薦められたゴルゴは約束の日時に連絡員から依頼を延期すると告げられた。依頼の延期などでゴルゴは不審を抱き、標的が現れる次の任務時間であるAM5:58に任務を遂行せずに上空を見上げた。現場を偵察衛星KH-13で撮影しようとしていたベルマイヤーはゴルゴが復讐してくると感づいた。

106.オフサイド・トラップ

 俺は依頼者の裏切りを許さない。(オフサイド・トラップ) − ゴルゴ13
 うっかり他人に話してしまった。などという言い訳はしないことだ。それもりっぱに、裏切りだ!(同上) − ゴルゴ13
 狙撃直後に警察がやってきてとっさの判断で難を逃れた。その後、依頼が他に漏れたことを知り、依頼者の部屋に上がり込んで射殺。

108.白い皇軍

 あの男は…生きている…(白い皇軍) − 高木秀助(元女子大教授)
 白系露人の生き残りであるカール・ホッファは、革命でロシアを追われた白系露人の逃げ場である満州へ白露部隊の指導教官として紹介されたユーリ・ナゴーレンや高木秀介、芦原武明に対して復讐した。カールに自白剤を打たれた高木は、ソ連軍の満州への侵攻のきっかけを作ったナゴーレンが東京にいることを自白した。カールは高木の自邸に火を放った。
 以来五十年間…私は、闇の中だ…(白い皇軍) − 秦慎一(元関東軍の通訳)
 秦はナゴーレンの腑に落ちない態度に対し、ソ連軍の間諜を拷問にかけてナゴーレンの反応を確かめた。ナゴーレンを見て一瞬見せた驚きの表情。そしてナゴーレンは自ら鞭をふるって間諜を殺してしまった。ソ連軍の侵攻の際、前日に情報を売り渡したナゴーレンは閣下(浅井少将)の身柄をソ連に引き渡すように命じた。身支度を整えると言って浅井は自決してしまった。ナゴーレンは浅井の付きの通訳だった秦に対してナゴーレンに対しての実験だったと思って鞭を振るい、失明させた。『私のことは、忘れるんだな…』。高木、芦原の殺人事件に共通性を見いだしてロスへ向かった田島刑事に対し、証人である秦はサングラスを取って、こう言った。
 どうせマリファナパーティだろうが!(アッシュ最良の日) − 大家さん
 ニューヨークかどこかの都市のボロアパートでアッシュは売れない芸術家として暮らしていた。大家さんが彼の作品をただのガラクタだと罵ったが、アッシュはカクテルパーティの席でとある美術商に作品の評価を受けたと反論。大家は「どうせマリファナパーティ〜」と言ってアッシュの怒りを買った。
 あれが”クロオビ”っていうものか…(アッシュ最良の日) − ロボ(アッシュの隣のアパートの住人)
 ゴルゴを襲撃しようとした黒人がゴルゴの視線に怯えてナイフをしまった。「クロオビ」はもちろん柔道の黒帯。
 愚かな連中だ…。(潮流激る南沙) − ゴルゴ13
 G資金(ゴルゴ13の資産)が南沙諸島の資源開発の資金として流用されつつあることを知ったゴルゴ13は、資源開発に関わっているとされている各国の調査を行った。南沙諸島周辺でボーリング調査を行っている石油会社のヘリを襲撃して担当者を引きずり出して今回の出来事の実態を聞き出した。その男はゴルゴからナイフを奪ったが、ゴルゴはそのナイフで逆に男を殺害した。

109.五十年の孤独
 あなたは…何を見てきたのだ?(五十年の孤独)
 何十万人のユダヤ人を救出したラウル・ワレンバーグがロシアの収容所に収監されているという情報を聞きつけ、ユダヤ人の兵士がロシアに潜伏し、かつてワレンバーグの部下だったゴールドシュミット財閥のゴールドシュミット会長は、ワレンバーグを収監している保守派の切り札として彼を温存し、相手の手に渡るくらいなら爆破させるつもりで持っているリモコンの狙撃をゴルゴに依頼した。ワレンバーグは無事に救出されたが、仲間は相次いで保守派の軍隊に殺され、残ったのはゴルゴとワレンバーグのみ。ワレンバーグをつかまえようとする保守派の連中を始末したゴルゴに対して、ワレンバーグは深い悲しみを感じた。「…私のような老人のために、多くの若者が命を捨てた…なんという、なんという事だ!」そして、何事にも冷徹なゴルゴを見てかつてユダヤ人を大量虐殺したアドルフ・アイヒマンと同じ眼をしていると指摘した。そして、「しかし、一つだけアイヒマンにないものがある…その眼の奥にひっそりと眠る哀しみ、だ…」。
 サパティスモに神の祝福を、圧制者に死の鉄槌を!(13カウント) − アルベルト・メンデス
 ボクシングの試合の最後でゴルゴに狙撃される前にチャンピオンが放った言葉。

110.ジャパン・オリジナル
 関数ニ於ケル層流翼理論(ジャパン・オリジナル)
 知的所有権に関して、日本やヨーロッパ諸国による『先願主義』(特許を先に出したもの)に対し、アメリカは『先発明主義』を採用している。近年、知的所有権をめぐって日本側がことごとく敗訴している。日本との共同開発を進めているANNEX社は、特許侵害を承知で先発明主義をタテに日本を潰しにかかる。同社のブラッド社長は知的所有権の決め手となる論文を1945年に発表しているが、同種の論文を日本が1942年に出していることが判明。寺谷平吉の論文がそれである。社長に指名されたマクベス弁護士はその論文や執筆者を葬る目的であらゆる工作を行った。
 ルールを守らせてもらうぞ…Mr.スタンツ(天使と悪魔の”腕”) − ゴルゴ13
 政敵を抹殺しようとゴルゴに依頼したイリノイ・ナチのメンバーのスタンツは標的と接したときにゴルゴの名を語った。標的は抹殺されたが、ゴルゴから電話があって依頼者であるスタンツにこう知らせた。

111.偽空座標X
 FBI情報部長ジェイコブスのどんな変態プレイにも応えてくれる15歳の愛人(マークのリクエスト) − ウィリアム・ワトソン主任
 FBIの主任捜査官が情報部長に見せた暴露写真に写っていた女。

112.死臭の聖者
 ワーシャー・ウラソフ(死臭の聖者) − ゴルゴ13
 恐るべき力を持つロシア・マフィアに潜入するときに使ったゴルゴ13の偽名。両親はヤクーツク出身だ。
 すでに死刑執行の依頼は成された。さらばだ、シーザー。(50年目の亡霊) − 有木秘書
 暗号名「シーザー」こと巽千太郎は、戦時中の諜報活動に使っていた堀内武を収容所に売り渡した。戦後、堀内は帰国したが冬のオホーツク海で消息を絶つ。その一方で巽の秘書となった有木は堀内の命令を受け継いで巽の真相を探った。戦後50年目にして堀内が巽を暗殺する声明文が送られ、これを阻止するためにゴルゴに依頼した。実は、ゴルゴに依頼した用件は巽の暗殺だった。

113.殺人マニュアル
 空手を少し…(砂上の帝国) − ゴルゴ13
 世界経済を混乱に陥れようとしたしたロシアマフィア出身のグラチョフのいるクルーザーにゴルゴはカルロスというボーイになりすまして潜入した。グラチョフはゴルゴにハイ・ボール(カクテル)を作らせ、いい体してるねと尋ねるとゴルゴはこう答えた。

114.病原体・レベル4
 ベトコンだ…ベトコンが攻めてくる!(アメリカンドリーム) − エルマン・プレイリー
 歌手のエルマン・プレイリーはベトナム戦争ででくの坊になってファンの女と毎晩乱痴気パーティー。妻パティはそんなエルマンに愛想を尽かして離婚届を突き出そうとするが、エルマンはこれを断って妻に暴力をふるう。妻はゴルゴに狙撃を依頼したが、ゴルゴの銃弾は胸のコインに当たった。エルマンはこれをベトコンの襲撃と勘違いした。

115.沖縄シンドローム
 か、介錯…痛み入る。(沖縄シンドローム) − 伊波天臣
 長年の大国による支配に堪えかねて日本から沖縄を独立させようと航空自衛隊のメンバーが蜂起したが、ゴルゴ13の指揮によって失敗に終わる。指導者の伊波天臣はゴルゴと決闘するがあっけなく敗れてしまい、自ら腹を切る。ゴルゴは拳銃で額を撃ち、伊波はこう言い放った。

116.「E」工作
 その含み針に塗布されているのはシアン化カリウムか、それともボツリヌス菌かね?(「E」工作) − 剣持十郎
 スペイン人の元工作員が日本に伝えられるはずのアメリカの原爆情報を握りつぶした男を含み針で暗殺しようとしたが失敗、男はこの言葉を放ったがゴルゴに射殺される。

117.情報遊戯
 この恐怖を思い出せ!(フルマーク) − ゴルゴ13
 アトランタオリンピックのライフル女子選手のメアリー・ジョーはうまくフルマークを狙えずにライバルに大きく水をあけられていた。ある日、メアリーは2人組の男に襲われているところをゴルゴに助けられた。ベッドシーンの後、ゴルゴは部屋を出ようとした。メアリーはゴルゴに上達の秘訣を尋ねようとした。すると、ゴルゴは拳銃を向けてこう言った。その後、メアリーはフルマークを連発して金メダルの有力候補に成長していった。

119.白龍昇り立つ
 ふふふ…共産党は仏より上にあるのさ!(白龍昇り立つ)  − 燐(中国山岳部隊隊長)
 パンチェン・ラマの後継者を決める際に、ダライ・ラマに選ばれたものと中国政府に選ばれたものの2人の候補者が現れた。チベットの共産化を進めていた中国政府はダライ・ラマ側の候補者であるラモンを幽閉した。ゴルゴによって引き起こされた混乱に乗じて救出されたラモンを追討すべく、政府は山岳部隊を派遣した。平地ルートをふさがれたラモンたちはヒマラヤ山脈を越えてインドへ向かわなければならなかった。一行は燐隊長に立ちふさがれ、ラモン以外は全員殺された。
 極地法など登山家の恥だ!!(白龍昇り立つ) − 燐(中国山岳部隊隊長)
山岳部隊のメンバーは「この高地では極地法でも死者を出しますからね。」と言うと、燐隊長はこう言った。極地法はシェルパたちを連れて大勢で登山する方法。この方法では大量のゴミを出してしまう問題がある。

120.偽りの星条旗
 い、いやだ…… ア……アメリカなんてっ!!(偽りの星条旗) − ホロニック
 ユーゴで監視にあたっていたホロニックらは乗っていたヘリコプターを撃墜され、ゲリラによって監禁された。愛国心のかたまりであったホロニックは彼を捕まえたセルビア人ゲリラがクロアチア人がセルビア人に対する数十万人規模の虐殺の事実を聴かされたりするなど次第にアメリカに対して嫌悪を感じてしまい、無事にアメリカ本土へ帰還し、大勢の報道陣に囲まれた際にはこうつぶやく始末。

 「いいか、今日見たことはすべて忘れるんだ…」


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